無気力生活 (ノ ´ω`)ノ ~゜

脱力系エンジニア。てきとーに生きてます。

リレーションシップ・クライシス

私、現在転職活動中で、いろんな企業の方と話すことが多くなっていたのですが、
とある会社さんで、「リレーションシップ・クライシスを起こさない自発的な組織を目指している」といった話を伺ったのです。

リレーションシップ・クライシスとはなんぞや?と後で調べてみたのですが、"relationship crisis"で検索した限りでは、結婚相手とのコミニュケーション不全的な話がヒットしました_(:3」∠)_
ちがう、たぶんこれじゃない。



日本語のものだとこの掲載分くらいしか見当たりませんでした。文脈としてはこれっぽそう。

なぜ組織は「迷走」するのか
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1010/18/news029.html

はじめは単なる意見の食い違いだったものが、状況が深刻になるにつれて、根深い感情的な対立にまで発展し、その結果、組織が崩壊状態になる」というパターンです。
このような関係性の問題が、事業上の危機にまで発展していく現象を、わたしたちはリレーションシップ・クライシスと呼んでいます。


おお、これは私が前の会社辞めたのと似たような話ではないか(´・ω・`)

自らの職責でできる範囲なんとか数値の落ち込みを防ごうと四苦八苦してましたが、他の人との温度感や考え方の違いに直面して諦めてしまった経験があるだけに、ずっしりくる内容ですね。

たしかに業績が順調だと表面化しませんでしたね...じわじわ数値が落ちてきて「対策たてないといけない」雰囲気が作られた際に、やる気のある古参がポロポロ抜けていくことに繋がりました。



具体的に、社内にこんな兆候があると、リレーションシップ・クライシスに陥っていると言えるそうです。

  • うちの会社にはビジョンがない
  • 上司のマネジメント力が低い
  • エンジニアはコミュニケーション力が低い
  • 営業は商品・サービスを全く理解していない
  • うちの会社は、評論家ばかりで他責・他者批判姿勢になっている

つまりは組織に対するグチですね(´・ω・`)問題そのものへの意見ではなく、他人への文句であるというところがポイントです。
これが行くところまで行くと、社内で小競り合いが活発に起き、都合の悪いメンバーの排斥だったり、疲れて心を病んだり、退職していくといった地獄絵図となります。

私が考えるに、結局は「問題を自分事と捉え、行動できるか」で解決できると考えています。

主体的に問題に取り組める人はそういません。なぜなら、問題に取り組むということは大変めんどくさく、なるべく避けたいと思うのが人間です。
また人によって思考も熱意も異なります。問題に対する考え方も異なります。「その問題を皆が同じ問題と捉えているか?」で統一されていない限り、考え方の違いで揉めます。

仕事はチームでやるものなので、皆が同じ問題意識を持たない限り進めることはできませんよね。



この問題にどう立ち向かっていくか、は同じ著者が書いたこの掲載が参考になりそうです。
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1101/07/news005.html



この辺うまく解決してそうに見える企業は、エモい会社のビジョン・行動規範があり、吸い上げた意見を実際に実行するなど、「現状を変える覚悟」を持つ進め方をしている印象。

ノセてアゲるが自然にできている組織はめちゃくちゃ強い。各々がやるべきことを理解している訳で、結果尋常じゃないスピードで動ける。

問題をかき分け跳ね飛ばし、全力で走ることができる組織であれば、「リレーションシップ・クライシスを起こさない」ことができると、私はそう思います。