Windows用バージョン管理ツール「Chocolatey」
もともとはWindowsを個人用PCにしていたのですが、Linux使う仕事をするようになった関係か、Macが非常に使いやすくそっちばかり使ってました(`・ω・´)
とはいえ、やはり自宅PCで作業したい感があり、Windowsでもまともに作業できるようにしたいなと。
Macだと、ベースがUnixなので、何も考えることなく、Homebrewを使えば動作する環境を楽に整えられます!便利!
しかしWindowsではVirtualBoxとかVmWareとか使って仮想化しないと、Linux的な環境を用意することはできません。
sygwin + spy-cygの組み合わせである程度はカバーできるのですが、あくまでUnixを再現しているのに過ぎないため、ちゃんと動かない言語やツールが稀にあります(´・ω・`)
となれば、一番楽に環境整えられるのは、docker + docker machineという選択肢になるわけですね。
Chocolatey
さて、ここから本題。
この記事書いてる時点でのWindowsにDocker導入する最新の方法は、chocolateyです。たぶん。
Windows版Homebrew + Homebrew-caskみたいなイケてるやつです。
インストール自体はかなり簡単。公式サイトに書かれているコマンドをPowerShellで実行するだけです。
が、おそらくそのまま実行すると、実行ポリシーによって、スクリプトの実行がブロックされます。
解消方法はここを参照
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2411920
いったんExecutionPolicyをUnrestictedにして、インストール後Restrictedに戻す方法ですね。
それを踏まえて、以下をPowerShellで実行してください。
Set-ExecutionPolicy Unrestricted iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1')) Set-ExecutionPolicy Restricted
あとは適当にYesとかやってれば入ります。
インストールに成功したかどうかはchoco -v
ですね。バージョン番号出ればOK。
ちなみに、chocolateyの実体はただのexeなので、PowerShellでなくてもcmdやcygwinでも使えます。
dockerのインストール
choco install docker docker-machine
以上。
きっと環境移行にも便利につかえるはず
chocoがサポートしているパッケージはdocker以外にもいろいろあり、以下に対応しているやつが記載されています。
https://chocolatey.org/packages
Pythonとかその辺の環境以外にも、iTunesとかLinqpad、果てはVisual Studioといった、メジャーどころのアプリがあったりします。
もう環境構築これだけでいいんじゃないか(`・ω・´)
chocolateyインストールと、インストールアプリを管理したpsファイル作っておいて、新しい環境で実行するだけでOK。
ようやく、Windowsでもまともにパッケージ管理できるようになりましたね!
ただし、当然ながら日本語とか期待しちゃいけません。基本英語版になります。残念(´・ω・`)
日本語必要としている方は、普通にパッケージダウンロードしてきて入れましょう。