無気力生活 (ノ ´ω`)ノ ~゜

脱力系エンジニア。てきとーに生きてます。

おちんぎんを増やす技術

12月、年末ですね。今年もあと数日で終わりです。個人的にも2018年はしばらくITエンジニアから離れてたり転職したりで慌ただしい一年でしたヾ(:3ノシヾ)ノシ

12月といえば、賞与の査定が出たり、目標設定フィードバックで昇給などがあった人もいるかもしれません。賞与もらってから転職しようとしている方も、もしかしたらいるかも知れませんね(`・ω・´)



さて、今日は給与と仕事の話でもしようかと思います。おちんぎん、増やしたいですよね?増えなくてもいいという人は居ないと思います。

今日はおちんぎんの増やし方をポエムします(`・ω・´) あくまで社会人10年程度の中堅くらいのITエンジニアのほざきですので世間とは乖離している点があるかもしれません。ということを前置きとして。

「もらってる給与が少ないから頑張らない」

Twitterで情報収集すること多いのですが、たまーに上記のニュアンスに近いことがRTで流れてくることがあります。 まあ気持ちも分かります。給与少ないのに仕事が増えてもやる気なんて出ない。人間、報酬に見合わない働きをするのは嫌ですからねー(´・ω・`)

毎月の給与という短期的な面の話をすると、給与分の働きしかしないこと自体悪いことではないです。使用者との労働契約に基づき、労務を提供してその分の賃金をもらう。労働者の権利ですよね。



『短期的な面』と書きました。私個人的な考えとして、「もらってる給与が少ないから頑張らない」は勿体ないことをしているなー、と感じます。もらっている給与以上の仕事をするのは、毎月給与をもらうという面では損です。

しかし、給与以上の仕事をし続けることで大きな利益が手に入ります。それは『問題解決の経験値』です。

給与はどうやって決定されるのか

さて、ここで少し頭を切り替えましょう。一つ考えてみてください。給与はどうやって決定されているでしょうか?

すごく単純でみんなが知っている当たり前の話なのでサクッと進めますが、企業はその人が持っている能力にお金を払います。

では、その能力とは何でしょうか?もちろん業種や企業の大きさにより答えが変わる話なので、明確にこれだ!という答えはありません。

ただ、共通するのは『会社の問題を解決できる力』です。雑に言われる課題解決能力ですね。例えば、新規顧客を開拓するのがめちゃくちゃ旨い営業の方であれば既存顧客の売上が低迷している企業が欲しがりますし、例えば、我々ITエンジニアであればシステムの高速化・低コストを考慮した設計ができる人や、障害の調査復旧が早い人。といった会社が困っている問題を解決できる能力です。



もちろん、こんなスーパーな話だけではなく、検算が正確で絶対に数字間違わない、という人から見れば小さな能力でも企業が欲しがっている能力と一致していれば、それは課題解決能力として扱われます。

『問題解決の経験値』を得るためにやるべきこと

「もらってる給与が少ないから頑張らない」を貫き続けるとどうなるんでしょうか?

1番大きな問題は『問題に挑戦する機会が与えられないこと』です。振られた仕事だけを適度にゆったりこなしていく。会社としては契約どおりの仕事やってもらってるし、やりたがっているわけでもないのであれば、その手の仕事を与えることはありません。会社の問題を解決する仕事なので、解決に導ける人に渡すものですからねー。

(´・ω・`)まあ黒いところだと無理やり与えるなんてことありますけど(黒い企業出身者で、仕事出来ない人あんまり見ないのと関連あるかも)



企業は、会社の問題を解決できる能力にお金を払います。その経験を積めない以上、いくら長く勤めていても給与が大きく上がることはありません。(年数千円の昇給くらいはあるかもしれませんが)

冒頭で勿体無いと感じているのはこれが理由です。自分で自分の給与が上がらない選択肢を取っている。「もらっている給与が少ないから頑張らない」は給与を上げるために必要な経験を積み難いため、結果いつまで経っても給与が増えていきません。



こう考えてみると「もらってる給与が少ないから頑張らない」は、実は「頑張らなかったからもらってる給与がすくない」で因果関係が逆転しているのかもしれません。

結局どうすればいいのさ?

常にもらっている給料分のより多くの仕事をやることを意識しましょう(`・ω・´) あ、もちろん同僚の仕事が終わらないから手伝う系の仕事はなるべく避けることをオススメします。得るものが小さすぎるので。

いえね、恩はうれるんですけどおちんぎんアップに繋がるかは運絡みです。(昔は手伝うタスクも喜んでやってたんですがあんまり感謝されないし、そのうち当たり前になるし、手伝った相手の手柄にされたりして自分のメリット薄かったので)

先輩や上司の”自分があまり経験したことないけど手伝える”ものを狙いましょう。給与は据え置きかもしれませんが、自分のやれることが増えていく。そうなると『問題に挑戦する機会』が与えられます。

そこで得た『問題解決の経験値』を武器に給与交渉するなり、転職の材料にするなり。その能力を欲しがる企業に対して売りつけられる自分の能力として使えるようにするのが大事(`・ω・´)

終わりに

実は私も最初給与少なくてですね、18で東京に出て来た時は手取り10万前半くらいで大変苦労しました(´・ω・`)

最初の会社に7年居て最初の5年位、もらっている給与分の仕事しかやれてなかったんですよね。結果25でも手取りは18万くらいで、残業代で生活する日々でした。6年めくらいから意識してやれることを増やしていくために、開発のテスト環境を整備したりセキュリティインシデントの社内共有等やってみたりしたんですよね。

そんな感じでやれることを増やし、率先してやったことないことに飛び込むことを続けた結果、今があるわけです。 こんなポエムを書いておいて、めちゃくちゃ高給なわけではないんですが、東京来た時と比較して今は3倍以上のおちんぎんをもらえています。大変ありがたいことです。

普段「もらってる給与が少ないから頑張らない」と思いがちな方。これ効きますよ!!高いおちんぎんをGETするためにぜひチャレンジしていただければと思います(`・ω・´)ゞ



あと、こんな話をしていると「年功序列で上がっていくから程々に働く」という論も出て来るんですよねー。こちらもうまく回っているうちは良いのですが、それなりに問題がある選択です。今日は長くなったのでまた次回にその話はしたいと思います。